AMBIENT WINE

https://twitter.com/AmbientWine/

sonic seasoning , oenesthesia(ソニック・シーズニング、オエネステシア)

今回はWINE ENTHUSIASTの記事から。

『Does Sound Affect Our Perception of Taste? These Wine Experts Think So』

http://Does Sound Affect Our Perception of Taste? These Wine Experts Think So

 

基本的に好きなワインと好きな音楽を自由に楽しめればいいとは思うけれども、

『sonic seasoning』『oenesthesia』という用語が興味深かったのと、実際にワイナリーの人たちとペアリングされている音楽がわかったので一部抜粋して翻訳。

 

『音が味覚に影響を与えるか?ワイン専門家はそう考えている』

 

ワインを飲むことは、口当たりや味覚を楽しむだけではなく、複雑で非常に感覚的な体験といえる。

脳は常に多くの刺激から影響を受けていて、過去20年間にわたって研究者たちは、ワインの知覚や認知に影響を与える要因を調査してきた。

 

感覚的かつ体験的なワイン研究が進む中で、「sonic seasoning」と「oenesthesia」という用語が科学者たちの間で使われるようになってきている。両方とも、特定の音楽や曲をワインに合わせて組み合わせ、ワインの特性を引き出し、全体的な味わいを高めることを目的としている。

 

『sonic seasoning』

『音の調味料』『音の味付け』『音響調味料』

oenesthesia』は

味覚に関するクオリアみたいもの?

 

wired.jp

www.ludwig-van.com

 

ワインが注がれるとき、音楽は過小評価されているが重要な要素である。

流れている音楽の種類によって、部屋の雰囲気を変えることができる。クラシックやジャズのような落ち着いた音楽でリラックスした雰囲気を演出することもできるし、プリンスのような音楽でエネルギッシュな雰囲気を出すこともできる。プレイリストは、ワインとふさわしい音楽のペアリングをキュレートするために作成することもできる。

 

適切な音楽を選んで、ワインを味わうかどうかで、その味わいの体験を変えることができる。

 

Bansheeワイナリーのワインメーカーであるアリシア・シルベスターは、テイスティングルームで楽しくてリラックスできる音楽を選んでいる。彼女のターンテーブルでは、いつでもDolly PartonRare EarthBlink-182などがかかっている。

www.bansheewines.com


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ジョージア州のエンゲルハイム・ヴィンヤーズのオペレーションディレクターであるVaughanは、音楽とワインのつながりをさらに一歩進めている。

『ワインと音楽のペアリングはとても理に適っている

"Pairing wines and music makes total sense,”

 

www.engelheim.com

「私はコリン・ベイリー・レイの『Put Your Records On』を私たちのエンゲル・ヴァイス・ブレンドと合わせます。


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「その曲は、当社のブレンドワインであるVidal Blanc、Pinot Gris、Traminette、Petit Mansengに合わせた完璧なリラックスしたリズムを持っている」とVaughanはいう。

「お客さんたちは、その曲とワインが一緒になると夏みたいだね、と言ってくれるんです。」

 

 

また、バーンズヒーのブレンドワイン「トリリオン・ボルドー」には、ムーディなフランク・シナトラの音楽を合わせることがあるそうだ。「ブラックカラント、アニス、チェリーのフレーバーが、まさにフランク・シナトラを連想させる」と彼女は語る。

 


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一方、テキサス州フレデリックスバーグのロスト・ドロー・セラーズでは、テキサス独自のワインに合わせたプレイリストをつくっているという。テキサス・カントリー音楽(ランディ・ロジャース、ロバート・アール・キーン、ジョージ・ストレイトなど)とフォーク・アコースティック音楽(ジェームス・テイラーヴァン・モリソンなど)を交互に流して自分たちのテキサスのルーツに寄り添っているという。

『私たちは100%テキサスワインに誇りを持ち、音楽はそれを反映しているんだ。

ワイン、音楽、その他すべてが、感覚に訴えるように協力しあっているんだよ』

 

lostdrawcellars.com


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So, does sound actually make wine taste better? Maybe, maybe not. But if these studies—and the lived experience of these winemakers—prove anything, it’s that music is a powerful force.

 

IN KATSUNUMA,YAMANASHI.

a guide for Katsunuma Winery in Yamanashi.

Katsunuma is known as the birthplace of Koshu.

 

I went to wineries and grape hill (BUDOU NO OKA) in Katsunuma, Yamanashi. When I arrived at Katsunuma

Budokyo Station, I was welcomed with a sign that read "The Town of Grapes and Wine". 

You can get to Katsunuma from Shinjuku by train in about two hours.

There are many wineries in this area, but since the bus frequency is low, I took a taxi first to Chateau Mercian, which cost about 1,800 yen and took about 10 minutes. I recommend checking the bus schedule beforehand if you plan to travel by bus. ”Yamanshi Wine Taxi” also operates, but advance reservation is required.

www.ana-cooljapan.com

Chateau Mercian has a wine museum that can be viewed for free, which features not only their own wines but also a comprehensive display of "Japanese wine" traditions.

Their motto is "Making Japan a world-famous wine region".

The view from the gallery is magnificent, although it's a pity that the weather was somewhat cloudy.

You can also taste their wine at the tasting counter, which offers a wide variety of wines.

www.chateaumercian.com

Next, I walked about 3 minutes to Morita Koshu Winery. 

 

www.chanmoris.co.jp

There is a pillar in the neighborhood, and there are facilities such as the "Grape Country Museum" and the Wine Village Kasen Park in the surrounding area.

"The Town of Grapes and Wine"

It took about 10 minutes on foot to reach Ikeda Winery, whose exterior is cute.

www.katsunuma.ne.jp

from there, I walked about 5 minutes to Katsunuma winery. The taxi driver highly recommended it.

www.katsunuma-winery.com

 

From there, I walked slowly to the grape hill, which took about 30-40 minutes, but I finally arrived.

When you call a taxi, it will come to pick you up.

 

the grape hill『BUDOU NO OKA』

You can not only eat houtou, a traditional noodle of Yamanashi, but also take a hot spring bath (onsen) there.

foodinjapan.org

budounooka.com

The wine curve in the basement is attractive, where you can taste about 180 types of wine for 1,520 yen.

You can taste as much as you want without time limits. If you purchase wine for 3,000 yen or less, you can get a plate called "tastevin" as a bonus for tasting.

 

I drank a lot and stumbled my way back home. It took about 20 minutes on foot to get to Katsunuma Budokyo Station. The beautiful natural scenery is comfortable, and I hope that the transportation and wine tourism will be further developed with an increase in tourists. 

 

 


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勝沼ワイナリーとぶどうの丘に行ってきた。

勝沼のワイナリーとぶどうの丘に行ってきた。

勝沼甲州ぶどう栽培発祥の地といわれていて、山梨県甲州市にある。

新宿から特急電車で1時間30分くらいなので、日帰りでも十分楽しめる。

 

 

勝沼ぶどう郷駅に到着するとこんな歓迎が....。

オフシーズンなので、平日の11時頃到着して降りたのは5〜6人て感じ。

バスの本数は少ないので、タクシーでまずはシャトーメルシャンへ向かう。

約10分1800円くらいで到着。バスで移動する場合は事前に時間を調べておくのをお勧めする。

やまなしワインタクシーも運行しているけど、事前予約が必要。

yamanashiwinetaxi.com

 

シャトーメルシャンにはワイン資料館が併設されていて無料で閲覧できる。

自社のワインだけでなく『日本ワイン』の伝統を継承しようとする充実した展示だった。

『日本を世界の銘醸地に』

ギャラリーからの眺め。素晴らしい展望。

やや曇り空なのが残念.....。

テイスティングカウンターで試飲もできる。種類もかなり豊富。

 

www.chateaumercian.com

今度は歩いて盛田甲州ワイナリーへ移動。3分くらい。

chanmoris.easy-myshop.jp

近所にはこんな柱も。

この周辺は『ぶどうの国文化館』などの施設やワイン村河川公園などもある。

歩いて10分くらいでイケダワイナリーへ到着。

外観がかわいい....

www.katsunuma.ne.jp

 

イケダワイナリーから勝沼醸造へ。徒歩5分くらい。

タクシーのおじさまは、かなりの勝沼醸造推しだった....

www.katsunuma-winery.com

 

次に向かうのはくらむぼんワイン。勝沼醸造からは徒歩5分くらい。

kurambon.com

そこからゆっくり徒歩でぶどうの丘へ。30−40分くらいかかったけど、なんとか到着....。

タクシーは呼んだら迎えに来てくれる。ぶどうの丘は温泉に入ることも出来る。

有限会社勝沼観光タクシー(甲州市/タクシー)の電話番号・住所・地図|マピオン電話帳

budounooka.com

 

地下にワインカーブがあって1520円で約180種類の試飲ができるのが魅力的。

けっこう混雑していて20-30人くらいは居たかな....

コロナ禍もあって『黙飲』の張り紙があった。

もちろん気に入ったワインをボトルで購入することも可能。


こんな感じで時間無制限で好きなだけ試飲できる。

並ばれているのは大体3000円以下のワインで、試飲用に『タートヴァン』(tastevin)というお皿が付属品としてもらえる。

↓の簡易バージョンみたいやつ。

なんといってもたくさん種類があるので、少量づつ試していくのがたのしい。

なかでも個人的に気になったワインは次の5つかなあ...

 

nikkawa.base.shop

budounooka.com

 

たくさん飲んで、ふらふらになりながら帰路へ。

勝沼ぶどう郷駅まで徒歩で20分くらい。

自然豊かな景観がここちよい。次は今回行けなかったワイナリーに訪れたい。

観光客がもっと増えて交通手段、ワインツーリズムが充実することを願う。

帰りの電車も1時間に一本の時間帯もあるので注意が必要。

 

 

www.winery.or.jp


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甘口のリースリングにフーベル

本日は甘口のリースリングを飲む

リースリングは白い花や香水のようなエレガントな香り、華やかなレモンのような果実味と、透明感あるすっきりした酸味が魅力的な品種。

甘口から辛口まで幅広い味わいを持つのも特徴で、ドイツ発祥の高貴品種といわれている。

春先から盛夏にかけて飲みたい印象かなー。

ja.wikipedia.org

 

飲むのはリースリングのなかでもシュペトレーゼ(Spätlese)

という『遅摘み』のワイン。

『遅摘み』であるということは糖度が高いことを意味していて、高ければ高いほどワインは甘くなる。

 

ドイツワイン法は

  • プレディカーツヴァイン (Prädikatswein)という高級ワインカテゴリーで

糖度によって分類されているのが面白くて、以下の6つに分類される。

 

    1. カビネット (Kabinett) - 「(特別な)酒倉(で仕込まれた)」という意味で、QmPの中では最も糖度の低い葡萄から作られる。
    2. シュペートレーゼ (Spätlese) - 「遅摘み」の意味で、カビネットよりも原料果汁の糖度が高い。
    3. アウスレーゼ (Auslese) - 「房を選別して収穫」という意味で、シュペトレーゼよりもさらに糖度の高い果汁で造られる。
    4. ベーレンアウスレーゼ (Beerenauslese、BA) - 「粒を選別して収穫」という意味で、稀に貴腐ワインとなる。甘口なものが多いが、流通量はそれほど多くはない。
    5. トロッケンベーレンアウスレーゼ (TrockenbeerenausleseTBA) - 名称は「乾いた果粒を選別して収穫した」という意味であり、暗に「貴腐化」を指しているが、必ずしも貴腐ワインではない。多くの葡萄品種は貴腐の影響なくしてこの域の糖度に達することはできないと言われているが、一部の品種、例えばオルテガ英語版などでは、比較的容易に満たすことができる。
    6. アイスヴァイン (Eiswein) - 樹になったまま、自然に凍結した状態の果実から造られる。 

     

     

ja.wikipedia.org

 

本日はこちらに『As Palavras, Vol. 1 & 2』という新作を発表した

RUBEL を合わせたい。

『CASAS』で感じられたエレガントなストリングス、極上なメロディライン、

多彩な楽曲、洗練されたアレンジはリースリングのイメージに近い.....

 

 

e-magazine.latina.co.jp

 


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うーん、どれもすばらしい....

聴いていて、もっと甘口のリースリング貴腐ワインでも合うと思った。

ブルゴーニュの繊細なピノ・ノワールシャンパンとも合わせたい.....

 

カーザス CASAS

カーザス CASAS

Amazon

 

 

 

 

 

 

Stark-CondeとHugh Masekela

南アフリカのワインをよく飲む。

おいしいし、品質もよくて比較的安価なのが魅力のひとつだ。

円安によりフランスワインの価格が上昇するなかで、南アフリカのワインに注目することは

優れた選択肢の一つだ。

 

今回飲むのは南アフリカのワインなかでも、近年評価の高いスターク・コンデの

カベルネ・ソーヴィニョン。ヴィンテージは2018年。

濃厚な黒、赤系ベリーの香り。タンニンが繊細でバランスが良い印象。

https://stark-conde.co.za/wp-content/uploads/2021/01/sc_fact_stellcab_2018-3.pdf

 

https://stark-conde.co.za/

ステレンボッシュ南アフリカ有数のワイン産地で、基本的にボルドースタイルでブレンドされる。(カベルネの場合)

このワインはカベルネ・ソーヴィニヨン 85%/ プティ・ヴェルド10%/ プティット・シラー 2%/ マルベック 2%/ カベルネ・フラン 1% 

 

Stellenbosch is the most famous wine-producing region in South Africa. The town, in Western Cape's Coastal Region, is steeped in wine producing history and is home to the country’s best-known wine estates. Cabernet Sauvignon is the most widely planted grape variety, and is often combined with Merlot to create Bordeaux Blendwines.

https://www.wine-searcher.com/regions-stellenbosch

 

合わせたい音楽は

Hugh MasekelaMiriam Makebaだ。

二人とも南アフリカを代表する音楽家

Wikipediaによると一時期夫婦だったらしい....(知らなかった...)

 

www.theguardian.com

en.wikipedia.org

 


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スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニヨン [2018] (スターク・コンデ・ワインズ) Stark Conde Cabernet Sauvignon (Stark Conde Wines) 南アフリカ/ウエスタン・ケープ/WOステレンボッシュ/赤/フルボディ/750ml

本日はCAVAとROSALIA

本日はカヴァを飲む。

カヴァ(cava)はスペインでつくられるスパークリングワイン。

シャンパンと同じ製法ではあるけど、使われる葡萄品種は違う。

名前の由来は洞窟(cave)からきていて、カタルーニャ語でセラーを意味するみたい。

 

カヴァ、カバについて詳しくは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90_(%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3)

 

飲むのはこちら。

ボトルのデザインがラグジュアリーでよい。

味もすっきりしていて飲みやすい。

CLOS MONTBLANC (クロ・モンブラン)はスペインの実力派ワイナリーで

「誰でも手を伸ばせて、しかもとびきり美味しいワインを」という信念のもとに造られるワインは、そのコストパフォーマンスの高さとモダンなテイストで人気を博しています。

https://closmontblanc.com/en/

 

本日はCLOS MONTBLANCにROSALIAを合わせてみたい。

 

ROSALIAは現代のスペインを代表する歌姫。

フラメンゴR&Bエレクトロニカを融合して、アップデートを試みる楽曲が魅力的だ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%82%A2_(%E6%AD%8C%E6%89%8B)

 

 


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MOTOMAMI

MOTOMAMI

  • アーティスト:ROSALIA
  • Columbia
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Clos Du Val にBrainstoryを合わせて

 

Napa Valley 

カベルネ ソーヴィニヨンを飲むと音楽が聴きたくなる。

いつも決まってジャズやソウル、ロックだ....。

 

ナパのカベルネの持つ凝縮されたブラックチェリー、ブラックベリーなどの果実感とスパイスの匂い、バニラの樽香、力強いタンニンとフルボディ感。

それがジャズやソウル、ロックの持つ熱狂的なリズムやボーカル、音の重厚感、演奏の有機的なアンサンブルとが結びつく...というのが理由のひとつだ。

 

ナパ・ヴァレーについてはこちら。

https://www.napavalley.com/

 

今回は大好きなClos Du Val

カベルネ ソーヴィニヨン を飲む。

Napa Valley 

カベルネ ソーヴィニヨンのなかでも

洗練されているというか、

骨太でありながらも上品な印象のワインだ。

 

こちらには

Brainstory

を合わせて楽しみたい。

 

この複雑性と上品さを持つワインには、

primitiveなものよりsophisticateされた音楽を選びたい。

 

BrainstoryはLAを拠点とする現行のバンド。

 

ヴィンテージソウルといわれ、60年代ソウルを継承しつつも

洗練されたAOR感のある楽曲に定評がある。

BIG CROWNからのリリースはどれも注目。

 

https://bigcrownrecords.com/

http://www.brainstorymusic.com/

 


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2019 ナパ ヴァレー カベルネ ソーヴィニヨン クロ デュ ヴァル 正規品 赤ワイン 辛口 750ml Clos Du Val Cabernet Sauvignon Napa Valley