試論1 アルマヴィーヴァ
みなさんはワインを飲んでいるとき、何を聴いているだろうか?
わたしは自宅でひとりワインを飲むときは、レコードで音楽を聴いている。
そのうちワインに合う/合わない音楽というものが存在し、それは料理と同様に
マリアージュ・ペアリングの価値を持つものであると考えるようになった。
やはりグラン・クリュにはどうしてもクラシックの重厚さ、華やかさが要求されるし、アメリカのカベルネソーヴィニョンを飲むときにはブルース/ソウル、ロック、ジャズがフィットするし、それぞれのテロワールに場所的に近い音楽を選択するようにしている。
もちろん、あらゆる音楽にフィットする汎用性のあるワインもあるだろう。
今回は手元にあるコノスルのマルベックと合う音楽について考察してみる。
マルベックといえば、アルゼンチンのイメージが強いが、チリ産のもの。
凝縮感があってアルコール度数も高くパワフルなイメージが特徴である。
これはデイリーワインとしておすすめ。
さて、アルゼンチンといえばタンゴ!というわけで
うん。やはり合う。情熱を感じるし....。
このピアソラだとちょっと上品すぎるかな...
こんな高貴な印象のワインじゃないな.......
うーん。でもこのチリのだとナチュール感が足りない(笑)
このひとがナチュールすぎる.....。
近場のブラジルでもcartolaだとこのワイン、ちょっと脱力すぎるのよね.....
むしろコーヒーが飲みたくなってきた....。
アルゼンチンの歌姫。こんな感じがいいのかも....。
不滅の名盤。これ聴くならもっといいワイン飲みたいな......。